わたしたちの思い
代表理事/法学者
谷口 真由美
代表理事/法学者
谷口 真由美
わたしたちの思い
「ハラスメント」という言葉を聞くだけでみがまえて、「なんでもハラスメントにされるから、スポーツ指導ができない」と思ってる方は、まだまだ多いのではないでしょうか。
理不尽な状況に、声すらあげられない人も、まだまだ多いのではないでしょうか。
また「どこからがハラスメントで、どこまではOKですか?」と、聞かれることもありますが、ハラスメントを線引きの問題にしてしまうと、見えなくなってしまうことがたくさんあります。
自分にも、他者にも、人権があるということから、あらためて学んでみませんか?
同じ人間であり、一人ひとりが大切な存在です。だからこそ、自分にも他者に対しても、尊厳を傷つける扱いは、してはいけませんよね。
「でもどうやっていいか、その方法がわからない」という声も多く耳にします。私たちとともに、知識を得て、知恵を共有し、ハラスメントのない状況をつくっていきませんか。
コンセプトは「明日なくなれば良い団体」です。スポーツ現場から、ハラスメントがなくなったら、私たちは解散します。
そのためにも、「人権」をベースにし、「裁かない」「誰もが加害者にも被害者にもなりうる」「居場所になりたい」を私たちの心がまえとし、みなさんとともに、早期解散を目指してまいります。
理事/ビジャレアルCF/Jリーグ元常勤理事/WEリーグ元理事
佐伯 夕利子
理事/ビジャレアルCF/Jリーグ元常勤理事/WEリーグ元理事
佐伯 夕利子
指導者のみなさんへ
日々、スポーツ現場で奮闘しているであろう皆さんの、目の前にいる選手はいまどんな表情をしていますか?
輝いていますか?
笑顔ですか?
ワクワクが溢れていますか?
そんな彼らと共に現場に立つ皆さんは、どうでしょう?
幸せですか?
選手に温かい眼差しを送っていますか?
彼らを大切に扱うことに心を捧げていますか?
「スポーツを 楽しもう!」
「スポーツを 楽しんでおいで!」
「スポーツを 楽しんだかい?」
選手にとって「楽しい!」に勝るモチベーションはありません。
人と人が優しい心で繋がると、選手も私たちも周囲も、みんなが幸せになります。
楽しくて、嬉しくて、ワクワクが止まらない。
そんな豊かなスポーツ環境を、一緒に本気で創出しませんか?
理事/神戸親和大学教育学部教授/元ラグビー日本代表
平尾 剛
理事/神戸親和大学教育学部教授/元ラグビー日本代表
平尾 剛
プレイヤーのみなさんへ
昔から「好きこそものの上手なれ」と言いますが、楽しく取り組まなければ、上達は望めません。
楽しいから夢中になれるのだし、主体的に取り組むからこそ、創造性が芽生えます。一心不乱になって没頭できる。これがスポーツ本来のあり方です。
とはいえ、ときには「厳しさ」も必要です。何をやっても許される生ぬるい環境では上達は望めないし、なにより楽しくない。できないことができるようになるまでには、さまざまな葛藤を乗り越えなければなりません。
だからといって、暴力や暴言はまったく必要ありません。
暴力や暴言が飛び交う理不尽な環境は、スポーツがもたらしてくれる楽しさを決定的に損なってしまうからです。
ビギナーは、まず楽しむこと。とにもかくにも楽しければそれでいい。続けているうちにもっと上手くなりたいと思ったら、ちょっとだけ厳しめに取り組む。もしプロを目指すのなら、楽しさを手放さないようにしながら、さらなる厳しさを自らに課す。
楽しくも厳しい、厳しくも楽しい。そうした環境に身を置くために、スポーツハラスメントを学びましょう。
理事/スポーツジャーナリスト/2児の父
多羅 正崇
理事/スポーツジャーナリスト/2児の父
多羅 正崇
保護者のみなさんへ
子どもがスポーツを楽しむ姿には、宝石のような輝きがあります。
「子どもには、信頼できるおとなのいる環境で、おもいきりスポーツを楽しんでほしい」
それが、保護者のみなさんの願いではないでしょうか。
「信頼できるおとなのいる環境」をつくるためには、まず保護者のみなさんが健やかであることが大切だと考えています。
スポーツハラスメントZERO協会は、みなさんを助ける「居場所」をつくります。
子育ての悩みを共有したい方。
子どもの笑顔のために、人権やハラスメントについて、学び直したい方。
ハラスメントのないスポーツ界を、本気でめざしたい方。
どんな方でも大歓迎です。
出入り自由の「居場所」で、いつでも、みなさんをお待ちしています。