Jリーグチェアマン退任に際して、理事であった佐伯夕利子さんの助言を得て、暴力や暴言、差別などに断固として反対していく趣旨のリリースを出しました。
今回再び一緒にこのテーマに取り組めることに運命を感じています。

勝つことが最も価値があるとされてきたスポーツの世界では、目標達成の中で見過ごされ、我慢を強いられてきた部分も少なくないと思っています。
一方でスポーツが社会に与える影響力はとても大きい。
スポーツ界でハラスメントゼロを目指す取り組みそのものが、多くの企業や組織のモデルにもなり得ると信じています。

スポーツは自由を謳歌し、楽しむためのものです。ハラスメントは人を萎縮させ、抑制します。
日本のスポーツからハラスメントを無くして、スポーツに関わる全ての人の可能性が開かれる未来を作っていきましょう。

社会と教育をまたぐ存在であるスポーツからハラスメントを一掃できれば、あらゆる人権侵害との決別が加速化し、豊かな社会形成の醸成に繋がると信じます。
民間の知財と機動力が結集したZERO協会を全力で応援します。

バスケットボールによって多くの人に出会い、育ててもらって、私の今があります。
スポーツは、感情を伴う高度な知的活動であり、ハラスメントは脳の活動に大きな影響を与えます。
スポーツで感動し、スポーツに関わるすべての人々がスポーツを好きで居続けるために、この取り組みを応援します。

産業界では近年、人権実施水準が大幅に引き上げられています。
職場での暴力・ハラスメントはILO190号条約等によって、人権事案として明確に禁止されており、スポーツ界も同様です。本協会の活動を支持致します。

スポーツは、健全な精神と体を育む素晴らしい場であり、誰もが安心して楽しめるべきものです。
スポーツハラスメントゼロの取り組みは、その理念を実現するための重要な一歩だと考えます。
全ての参加者が尊重され、安心して競技に取り組める環境を築くことは、スポーツ界における健全な発展に不可欠です。
私も、この取り組みを学び、全力で支援していきたいと思っています。素晴らしいスポーツ文化の構築に向けて、皆で協力し、前進していきましょう。

誰かを傷つけたり、自分だけが居心地が良い中で手に入れる楽しさも勝利も、本物ではない。スポーツにおける/を通した人権侵害をなくし、スポーツが個人の尊厳をまもる自由な遊びの世界になることをめざしたい。スポハラゼロの未来に向かって一緒に一歩を踏み出しましょう。

弁護士として刑事事件の弁護活動に取り組んできた経験から、加害者を裁くことも擁護することもせず、ハラスメントの「⾏為」と「構造」にアプローチするという本協会の姿勢に深く共感しました。法律の専門家として、少しでもお役に立てれば幸甚です。